おはようございます。
三浦綾子です。
先週末、ご依頼をいただいていたインタビュー記事の執筆が終わりました。
今までのインタビュー記事執筆の中で、一番生み出すのに苦労をした記事だったので(笑)、無事納品が終わってほっと一息ついているところです。
職業:ライターではありませんが、事業内容の中に「記事執筆」「メディア運営ディレクション」を入れているので、たまにライティングのご依頼を受けたりするんですよね。
有難いことに、そのほとんどが「三浦さんに書いて欲しいと思った」「自分の伝えたいことを明確に表現できるのは三浦さんしか思いつかなかった」と言って、オファーをくださる方がほとんどです。
ただの消耗品になるような記事執筆には全く興味がないので、こうやって私の表現する文章に価値を見出してくださる方たちが周りにいることは、本当に貴重なことだと思っています。
で、そのインタビュー執筆の話から、今日の「時間と経験の先行投資」について、書いていきたいと思います。
最初から費用対効果を求めない
自分自身で事業をしていく、又は、新しい事業に踏み込もうとする時、必ず「先行投資」の期間が発生します。
大きな予算を動かし、大きな人員が動くような企業の場合は、その「先行投資」がいつ回収できるのか?損益分岐点がいつになるのか?そのあたりまでシミュレーションをして進めていくようになると思います。
もちろん、個人事業でも、できる人であれば、そのまでシミュレーションをしたほうが良いのですが、全員がその計算を細かくする能力を持ち合わせているわけではない。
(私は、何故かこの辺りがすごく得意そうに見られますが、ざっくり計算しかしていません・・・。)
そもそも、計算できてしまう、シミュレーションできてしまう未来って、なんだかつまらなくないですかね?
シミレーション通りの未来よりも、行く方向性だけきまっていて、後は「どういう現実の化学反応が起きるのかを楽しむ」くらいの心持ちで仕事をする部分があることで、新しいアイディアや自分の可能性って広がると思うんです。
だって、そもそも「ひとり」なんだもん。
これが、社員を雇用しているとか、融資を受けているということであれば、話は変わってくるけれど、自由な「フリーランス」の身を敢えて選択しているなら、難しい計算はせずに、とにかく経験を楽しむことに、ある一定の時間を投資したらどうだろう?
今やっていることの延長には、今想像できる未来しか起こらない。
だからこそ、敢えて今までやってこなかったことを「経験」する、その「経験」に「時間」を投資する。
そこに新しい事業に繋がるヒントが必ず隠されていると思います。
収益化を考えずに始めてきたことが全て今の事業内容に繋がってきた話し
今でこそ「webコンサルタント」という肩書きで、個人の方、そして法人のお客様にも恵まれるようになってきたけれど、私が最初にできたことと言えば、「ブログの書き方」と「SNS(Facebookのみ)の使い方」くらいしかありませんでした・・・。
よくこの状態で独立したよね・・・私(笑)
あの時に、他で仕事を見つけることをせずに、今の仕事一本でやると決めた自分を褒めてあげようと思います。
それと同時に「個人ブログ」と「個人のSNS発信」だけをするということに、かなり飽きていて(笑)、すごーくやっていることがつまらなかったんです。
あまのじゃくなので、見えている世界の中で「他の人もやっていることをやっている自分」が嫌でしょうがなかった。
だから、何か面白いことをしようと思ったんです。
収益になる云々ではなくて、自分がやっていて楽しいと思える新しいことをやろうと。
その時に選択肢としてたどり着いたのが「webマガジンの運営」でした。
リリースした「女子トク」は最近めっきり更新をしていないのですが(笑)、個人を前に出したweb発信ではなく、コンセプトを全面に出して、私は編集長として関わってくださるライターさんをハンドリングしていくポジションでメディアを運営する。
このアイディアが浮かんだ時に「ワクワク」したんです。
しかも、私の周りでは個人ブログを運営している人は山ほどいても、オウンドメディアを運営している人っていなかったので、益々「楽しそう!」と思ったのを、今でも覚えています。
ぶっちゃけ、このメディアでの収益は、ほぼありません。
でも、この「経験」に「時間」を投資したことで、明らかに自分に出来ることが変わったし、周りが見る目が変わりました。
個人ブログの運営って、今の時代、確かに必要です。
何を買うか?よりも、誰から買うか?が重視されている時代だから。
でも、個人ブログの運営とwebマガジンの運営で求められるスキルは明らかに違いました。
・ライターを集める力・人脈
・記事の企画力
・ライティング記事の品質を一定に保つこと
・ライターの皆さんを育成するスキル
・客観性を持って記事を書くスキル
これらは、webマガジンの運営をしないと絶対に付くことがなかったスキルだと思います。
そこから色々なことが派生をして、インタビュー記事執筆のご相談、webメディアのディレクション業務のご相談、Instagramマーケティングのコンサルティング業務など、様々なお仕事に繋がっています。
キャッシュ化は、後ろに伸ばせば伸ばすほど、大きな収益が見込める
こんな定説を聞いたことはありますか?
「事業のマネタイズは後ろに伸ばせば伸ばすほど良い」という話し。
この定説、誰が言っていた話しだったかは忘れてしまったのですが、でも体感として、本当だと思っています。
これは、マネタイズしない期間に信頼を積み重ねることが出来るからなのかな?
だから、あまり目先の売上や利益を追いかけないほうが良いし、そこに翻弄をされてしまっては元も子もない。
何ヶ月でいくら稼いだとかよりも、何ヶ月で何人の人に喜んで帰ってもらったかのほうが重要。
それが後に大きな価値になって自分に返ってくるので。
今月、皆さんは何人の方を笑顔にしてきましたか?
売上という数字よりも、ここにフォーカスをして、自分のスキルと知識の向上に努めていきましょう。
では、また。
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