地元岩手に久々に一週間以上滞在して感じた地方経済のこと
おはようございます。
三浦綾子です。
わたしの地元は、
岩手県岩手郡岩手町。
岩手が3つも付く、
珍しい住所です。
だから、
県庁所在地と
たまに間違えられるけど、
人口が13,000人。
私が住んでた頃は、
20,000人は居たから、
少子高齢化、
人口減少が明らかに
進んでいる町です。
それでも、
何故か新幹線が止まるので(笑)
帰省は楽でいいんですけどね。
注)2時間に一本くらいしか止まらないけど。
地方移住が進む町と人口減少が進む町
今、明らかに、
都市から地方への流れが
来ていると思う。
昔は、
都会に出て、
お勤めして仕事して、
悠々自適に暮らす。
そんな風潮が
あったかもしれないけど、
都会独特の、
コミュニティーの疎遠化、
いつも消費欲が掻き立てられる生活、
せかせかといつも忙しい生活。
そして、
ライフラインが止まったら、
一気に生活が成り立たなくなる脆さ。
そういうことに、
疑問を感じ始めた人たちが、
地方移住したり、
地方と都会のデュアルライフを
選択したり、
その流れが、
加速している。
(参考記事)
・デュアルライフ(二拠点生活)に憧れる7つの理由
プロブロガーの
イケダハヤトさんは、
高知移住しているし、
20代女子に大人気の
村上萌さんは北海道と東京の
デュアルライフを選択してる。
そんな流れの中で、
地方移住やデュアルライフに
選ばれる町とそうでない町が
あることも事実。
恐らく、
いや間違いなく(笑)
私の地元は後者だろうな。
地方の人たちの「生きる力」をもっと「稼ぐ力」に変換したらどうだろう?
実家に帰ってきて、
いつも思うこと。
それは、
地方に住む人たちは、
生きる力があるということ。
父母の周りを
見ているだけでも、
生きる力を強く感じる。
野菜を育てる知識があって、
果物を育てる知識があって、
インターネットで
レシピ検索しなくても、
美味しいものを作ることが出来て、
よくわからないけど、
「この植物はこれに効く」
「これはこうすると美味しい」
とか言って、
その辺にあるものを、
薬代わりにする技も持っている。
実家に置いてある、
切り絵とか可愛い人形とかも、
「●●さんから貰ったの」
と言っていて、
プロ並みのものを、
タダで貰っているのを見ると、
「これ、ネットで売ればいいのに」
と、本気で思ってしまう。
例えば、
こんなのとか、
(切り絵らしい・・・。
凄すぎてもはや趣味ではない気がする)
あとは、
こんなのとか、
(右隅にいる
飛んでいる感じの動物君。
これまさかの手作り・・・。)
当たり前過ぎて、
気づいていないだけで、
貨幣価値として変換出来るものを、
田舎に住む人はたくさん持っている。
だから、
その価値に、
もっともっと気づいて欲しいし、
その持っている価値を、
インターネットを通じて、
もっともっと発信していったら、
地方経済は、
もっと豊かになって
いくんじゃないか?
って、思います。
地方行政は、国民に補助金を出すよりも、自力で稼ぐ力を付けさせることにお金を使ったらいい
実家で地方紙を見たり、
行政から出される広報誌を見ていると、
「大学に行くための奨学金を!」
とか、
「国民年金の負担額が高いから減額を!」
とか、
一生懸命、
お金の補助をすることで、
生活を豊かにしようと、
頑張っているように見えるけど、
そもそもさ・・・、
稼ぐ額が増えたら、
自力で稼げる力が付いたら、
議論している大半が解決しない?
お勤めの立場で、
月5万稼ぐ額を増やすのは、
結構大変だけど、
個人の力で、
月5万円稼ぐのは、
結構誰でも出来る。
趣味で作っているものを、
WEBサイトで販売してもいいし、
田舎暮らしの様子を
ブログでアップして、
アフィリエイトで稼ぐもありだし、
クラウドソーシング「ランサーズ」などで、
お仕事を探して外注を受けて副業するもあり。
田舎で農業しているなら、
農業体験とか田舎暮らしを
パッケージにして旅行客を
呼ぶことだって出来る。
しかも、
今書いたことほとんどは、
資本がなくても始められるし、
特別なノウハウが
必要なわけでもない。
知っているかどうか、
行動するかどうか。
ただ、
それだけの差。
お金をただばら撒けば、
国民はどんどん頭を使わなくなる。
どんどん依存する国民が生まれる。
助成金で
一時的な解決じゃなくて、
稼ぐ力を付けさせて、
根本的な解決をする。
そういうことに、
地方行政にはもっと
予算を使って欲しいし、
私も近い将来、
地方経済活性化のサポートを
事業の一つにしていきたいと目論見中。
だって、
生まれ育った町が
なくなったら嫌だもんね。
依存から自立へ。
国民一人ひとりも、
地方行政も国も自分の足で立とう!
LEAVE A REPLY