発信には、その人のエネルギーが乗るから、「自分が心から感じていることや思っていることを発信するのが基本!」と、いつも伝えているわたしですが、実は最近、、、Facebookが楽しくなくて、エネルギーがない状態で発信をしていました。
Facebookでは、たくさんの知り合いと繋がっているし、その人たちの近況や価値観も知ることができるので、お友達に会いに行く感覚で使っているのですが、最近は見ることが苦痛と感じる時間もあるほど(笑)。
タイムラインに流れてくる情報に、なぜか真摯に向き合えないというか、共感できなくなっていたというのが本音かもしれません。
すごくお世話になっているSNSなのにね。
わたしにとっては、結構衝撃的な出来事でした。
別に全員が独立・起業をする必要はない
目立つ発信をしている人って、どうしても個人・フリーランスで仕事をしている人の割合が多いと思うんですよね、Facebookって。
組織に属している方や、会社経営者の規模になると、あまりビジネス的な要素で自分のFacebookアカウントって、使わないじゃないですか。
私自身、会社組織にいることよりも外に出ることが自分らしく生きれると判断をして独立をしたし、Facebookには、色んな方との繋がりを作ってもらって、本当に恩恵を受けています。
と、私も組織を出た人間であるということも踏まえた上で、Facebookを見ながら「なんで、皆んなが、独立!起業!楽しい!」って、言っているのだろう??と思ってしまったのです。
独立すると、自由になるの?
独立すると、好きな人とだけ関われてハッピーになるの?
独立すると、時間もお金も働く場所も自分で選べるようになるって本当?
独立したって、ビジネスルールを守って仕事をしないと、干されます。
独立したって、自分に力量がなければ好きな人とだけ仕事をするって無理だと思う。
独立したって、自分に力量がなければ時間もお金も働く場所ももっと不自由になるよ。
ちゃんと稼げる覚悟を持って、力を付けないと、独立したって生きていけないよ。
自分のやりたいことって、組織の中にいたら、本当に実現しないのかな?
こんなことをFacebookを見ながら思っていました。
そして、投稿がなかなか出来なくなるという悪循環・・・。何を書いていいかわからなくなったんですよね。
個人が影響力を持つ時代。そして、その力を組織に戻していく時代だと思う。
フリーランスの立場になって、肌身で感じることがあります。
それは、「たった一人の力、たった一人の事業主ができることなんて、本当にちっぽけだ」と。
一人の力で動かせる事業の幅って、やはりとても小さい。なんせ一馬力しかないから。
資本力も人的資源もないので、大きなことを仕掛ける体力を持つことは、個人事業では厳しいと思うんです。
だから、会社という組織は絶対に必要。
大きなことを仕掛けたり、何年・何十年もかかるような技術開発は、企業でないと出来ないことです。
結論、何が言いたいかと言うと、「私は外に出たけれど、会社という組織が好きだ」ということです。
多分、これが違和感の正体。
Facebookを投稿できなくなった正体でした。
個人が個人に対してサービス提供をする。この経済の形も一つの事業の形だし、私のように今までの専門領域とは全く違うジャンルで独立をした場合、いきなり対法人ではなく、対個人からのスタートになりやすいと思います。
でも、ある程度、うまくいっている風の人が(年商何千万とか、何億とか自分で書いている人・・・。)、個人の人を相手に「どやっ!」という風貌で映っていたり、SNSの投稿で崇められているような投稿を見ると、違和感でしかなかったんです・・・。
「その在り方、かっこよくない。」
私にとっては、その在り方は理想ではない。
それが明確になった。
折角、組織にいた経験を経て、個人で仕事をする、個人で影響力を持つということを知れたからこそ、その力がまだまだ微力であったとしても、私はここで得た経験を組織に戻していきたいと思った。
組織人に戻ることはないけれど、外から組織をサポートしたい。
個人と組織が共存して、お互いが循環してこそ、より良い社会になっていくんじゃないのかな。
経験を組織に戻していくために、やりたいこと。
実は、最近、webマーケティングとは別に、企業向けのサービスとしてやりたいことがあるのです。
自分一人ではできないし、まだ簡単なアイディア段階なのだけど、実現したら絶対に関わった会社は幸せになると思う。
そんな風に思っていることがあります。
私の屋号の下に、二つの事業部を掲げるようなイメージです。
会社員時代、とにかく独立に憧れた時期があって、独立している人たちは皆んなすごいと思っていました。
でも、結局のところ、そのマーケットのルールが少し違うだけで、どっちがすごいも、どっちが偉いもないことにやっと気がつきました。
私は、企業と対等に関わっていけるフリーランスで在りたいし、そんな想いを持っている人たちと一緒に仕事をしていきたい。
そんなわけで、今後、Facebookは同様の価値観の方たちを中心に交流させていただけると嬉しいです。
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