そう思った時にぶち当たった現実。それは労働時間。

仕事にやりがいはあったし、とにかく自分の社会人としての基盤を作ってくれた会社で、今でも新卒で入った会社には、感謝しきれないくらい感謝してます。恩返ししきれないまま転職してしまったかな？という思いはあるのだけど、

そう思った時に、私自身が心の感覚を取り戻す、心の声を聞けるようになるための自分の時間はどうしても確保したいものになった。

要は自分の優先順位が変わったわけです。

今までの残業大好き！な自分からは考えられない変化だったけど、その環境を実現しようと思った時に、残業時間は極力減らしたいものに変わった。

今の環境に居続ける選択肢もあるけど、せっかくならより望む環境が整っているところがあるかもしれない！

そう思って転職活動を始めてみたわけです。

転職エージェントに登録に行った時。

気づいたら「営業職のみ希望です！」と言ってた私。それまで心から営業が好きって思えたことはなかったし、心の隅で、いつか辞めるのかなぁ？って漠然と考えていたのに、自然と出た言葉に自分がびっくり！！

この出来事がきっかけで、私は営業の仕事が好きだし、向いてるんだ！と胸を張って言えるようになりました。

だって、他の職種に変えるチャンスが巡ってきているのに、敢えてまた営業の仕事を希望するなんて！好きじゃないと、そんな選択しないでしょ。

私にとって営業という仕事は、身近すぎたことと、女性は長く続けている人がいないという先入観で、好きということに気づかなかったんだろうな。

エージェントからの求人紹介はとにかく多かった！1ヶ月程度の転職活動中に、オファーをもらった求人数は軽く100件を超えてました。

29歳という年齢と、1社で7年営業を経験していて、次も営業職希望。

こういう人、企業は欲しがります！笑

想定通り、とにかく紹介は途切れることはなかった！！

これは自慢したいわけではなく、私が営業という仕事のポテンシャルを感じた瞬間だったんです。

求人数と比較して、やりたいと手を挙げる女性は圧倒的に少ない。更に営業経験を条件に加えたら、更に人数は減る。

完全に売り手市場！

こちらが会社を選べる環境！

しかも事務職に比べて給与水準だって間違いなく高い。

ってことは、「営業やります！経験あります！」と言うだけで、一生、職には困らない。

更に女性活用！って世の中は謳ってて、女性が優遇されている時代。

って、本気で思った。

だって、会社は女性を活用したいんだもん。営業の仕事に女性が向いてることだって知っている。続けずに辞めてしまう営業女子が多いから、会社も頭を悩ませている。

だから、営業の仕事って、女性が望む働き方、キャリア形成がしやすい職種だと思うわけです。

熱く語ってしまった。。。

でも本当にそう思うし、更に営業女子としてのキャリアを重ねて、この時感じたことは間違ってなかった！と、確信してる。

営業という仕事を楽しいと思って続けられてる私って、なんてラッキーなんだろう。

そう思いながら、100社以上のオファーの中から選んだ会社に転職を決意するのでした。

→ 続く

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