こんにちは、ソーシャルメディアコンサルタントの三浦綾子です。
普段、note.で「女性の起業支援」についてあれこれと発信をしていますが、久しぶりにこちらのサイトで実店舗向けのSNS活用について記事にまとめていきたいと思います。
年間100名以上のInstagram支援を3年間続けてきて見えてきたコト
私がInstagramの講座を始めたのは約3年前。
ストアカの講座「インスタグラムでファンが増えるビジネス活用講座」だけでも延べ161名の方にご参加いただきました。自己集客のものも含めると、軽く年間で100名以上の方たちのインスタグラムアカウントを拝見しアドバイスを実践してきました。
全業種に対応できる講座にしていますが、特に今まで関わりが多かった業種としては、
○無形商材(女性のスモールビジネスに多い、コーチ・コンサルタント・セラピスト等の職種)
○エステサロン・ネイルサロン・美容室(美容商材を扱う店舗)
○飲食店(カフェ・居酒屋・ラーメン屋など様々)
この3業種です。
次いで、何故か「不動産関連」の業種ですね。何故だろう?会社が多いからかしら?
インスタグラムをビジネスに活用していく本質というのは、基本どの業種であっても変わらないわけですが、こうやって業種にわけて考えてみると、
「この業種なら、こういう活用の仕方をしたほうが良い」
という鉄板の活用法というものが存在します。
「無形商材」「美容商材を扱う店舗」「飲食店」それぞれ、かなりの数のアカウントを見てきた(&アドバイスをしてきた)ので、だいぶ私の中でノウハウが貯まってきました。
その中で、今日は飲食店に特化をして、「インスタグラムで来店促進をする4つのポイント」を記事にまとめていこうと思います。
1、検索されるハッシュタグを使おう/飲食店がインスタグラムで来店促進をする4つのポイント
SNSを通じて見込みのお客様と新たに出会うためには、
①、ハッシュタグ検索で知ってもらう
②、誰かのアカウントのタグ付けで知ってもらう
どちらかの方法になります。
②は他力を使う方法になるので、まず自力でできることは①の「ハッシュタグ検索で知ってもらう」という方法です。それだけハッシュタグの選定というのは大事です。
じゃあ、何のハッシュタグを使ったらいいのか?というと、飲食店の場合は、
「地域名×ランチ」
「地域名×カフェ」
「地域名×グルメ」
などのハッシュタグを使いましょう。
今や、Google検索ではなく、ハッシュタグ検索をして、エリアの食情報をピックアップする時代です。
2、映えるメニューを一つ作ろう/飲食店がインスタグラムで来店促進をする4つのポイント
インスタグラムはビジュアルで訴求をするSNS。
「地域名×ランチ」などでユーザーがハッシュタグ検索をした場合に、数多くの投稿写真がインスタの画面に並びます。
その時に、
「何?このメニュー?」
「何?この食べ物?」
と、ビジュアルで興味を持ってもらうということが必要です。
例えば、ショートケーキもよくある形のショートケーキではなく、一目見たら「他とは違うショートケーキ」だとわかるようなビジュアルのメニューが一つあるといいですね。
3、ユーザーにタグ付け・ハッシュタグ付きで口コミしてもらおう/飲食店がインスタグラムで来店促進をする4つのポイント
飲食店がインスタグラムを活用する最大の強みは「既に実店舗に来店しているお客様が存在する」ということです。
私も無形商材(コンサルティング業)で事業をしていますが、やはり人が集まる場所・人と直接触れ合える場所を持っているというのは、とても強いです。
それを最大限インスタグラム活用でも使っていきたいところ。
だからこそ、既に来店してくださっているお客様の口コミ(インスタ口コミ)を起こす仕掛けをしていきましょう。
以下の3つが予算をかけなくても出来る口コミの起こし方です。
①、映えるメニューを開発することでお客様の自発的なSNS投稿を狙う
②、タグ付け・特定のハッシュタグを付けて投稿して欲しいと地道に促す
③、ハッシュタグキャンペーンを実施する
特に①が出来ているお店は、自社のインスタアカウントすら持っていない、自社のインスタアカウントの更新頻度が極めて低いにも関わらず、お客様のSNSや新しいお客様を呼んできてくれるという好循環を起こせています。
それだけ威力があるということ。
②は今から地道にやるだけなので、続けたら結果に繋がります。
あと③も難しいように思われがちですが、キャンペーンの景品を「次回使える割引券を3000円分プレゼント」とか「一番人気の○○をプレゼント」とかにすれば、実は既にある資源を使ってキャンペーンが出来てしまいます。
だから、そんなハードルは高くないです。
ぜひ、やってみましょう。
4、自分たちからSNSコミュニケーションを取りに行こう/飲食店がインスタグラムで来店促進をする4つのポイント
最後のポイントは「自分たちからもコミュニケーションを取りに行く」ということです。
お店を構えただけでは人は来てくれないので、チラシを配ったり、飲食店の検索サイトに登録をしたり、お客様と接点を持つためにあれこれ活動をしているはずです。
その中の一つがインスタグラムになるわけですが、インスタグラムの中でも待っているだけでは訪れてくれる人の数は伸びにくいです。
こちらからのコミュニケーションも必須。
例えば、
・お店があるエリアのハッシュタグを使って投稿している人にいいね!をしていく
・タグ付け・ハッシュタグを付けて投稿してくれた人にお礼のコメントをする
・お客様が投稿した写真をリポストして自アカウントでも紹介する
など、
積極的にインスタの中でも交流をするようにしましょう。
【まとめ】飲食店がインスタグラムで来店促進をする4つのポイント
1、検索されるハッシュタグを使おう
2、映えるメニューを一つ作ろう
3、ユーザーにタグ付け・ハッシュタグ付きで口コミしてもらおう
4、自分たちからSNSコミュニケーションを取りに行こう
消費が冷え込んでいる今だからこそ、普段なかなか忙しくて手がつけにくいSNS運用を見直す時間にしていただけたら嬉しいです。
もっと詳しく知りたい・アドバイスが欲しいという方は、【対面(みなとみらい)・オンライン】で開催をしている「インスタグラムでファンが増えるビジネス活用講座」にお越しください!
LEAVE A REPLY