おはようございます。
三浦綾子です。
最近、ホットペッパービューティーをよく活用しています。
元々、美容室はいつもホットペッパービューティー経由で予約をしているのですが、最近は週1でカラダのメンテナンスのためにマッサージ、あとはダイエット目的でよもぎ蒸しにも通っているので、利用頻度が増えたというわけです。
そして、サロンに行く度に見てしまうのが「このサロンはお客様をリピートさせる仕掛けとして、どんな取り組みをしているか?」ということです。
もはや、趣味です(笑)
これだけサービスが溢れている時代、ただ待っていてもお客様はやってこないし、ただメニューだけ掲げてもお客様がリピートしてくれません。
自らリピートを促す仕掛けが必要なわけです。
色々なサロンに足を運ぶ中で、
・お客様が集まる仕掛け
・お客様がリピートする仕掛け
として、ある共通点があることに気づきました。
そのことを今日は記事にしていきたいと思います。
お客様が集まる仕掛けを作れているかどうか?
サロンを運営する方たちが陥りがちなメニュー掲載の仕方が、メニュー名をそのまま羅列してしまうというものです。
例えば、
・○○式トリートメント90分コース
・○○式トリートメント120分コース
・△△式トリートメント90分コース
・△△式トリートメント120分コース
みたいな。
この掲載の仕方、お客様が申し込みをするハードルを上げています。
何故なら、○○式トリートメントも、△△式トリートメントも、お客様にとって「関係ない」からです。
お客様が興味があるのは、「自分の悩みが解決するのか?」「自分の欲しい結果が手に入るか?」です。
なので、メニューの出し方も、悩みに則して表現を変えてあげたほうが良い。
例えば、
・とにかくいますぐコリを改善したい方へ
・カラダが固くてマッサージと共にストレッチの楽しみたい方へ
・リラクゼーション効果を感じたい方へ
というように、自分の悩みからメニューが選びやすい動線を意識して、掲載するメニューを考えてあげたほうが、お客様が迷わないわけです。
サロンのメニューを見ていると、このように、お客様の悩みに則してメニューを選びやすくしているサロンと、ただ意味不明なメニュー名を掲載しているサロンと2つに分かれます。
「わたしは、一体どのメニューを選んだらいいの?」を、しっかり解消をしてあげること。
そのようなメニュー表記が大切です。
お客様がリピートする仕掛けを作れているかどうか?
来てくださったお客様をリピート顧客にできるかどうか?
サロン運営に当たって、最重要項目とも言えるでしょう。
リピートをしていただくためには「リピートする理由付けをしてあげること」が必要です。
それと同時に「リピートしない理由を潰してあげること」も必要です。
少し難しい表現をしてしまいましたが、大切なことは、「お客様が何に悩み、どうなりたいのかをしっかりとヒアリングをする」ということです。
これも、多くのサロンに通う中で、2分されることに気づきました。
お客様が集まっているサロンは、施術前・施術後(できるセラピストは施術中に一番情報を取っていると思われます)に、お客様にヒアリングをし、お客様の悩みに合わせてメニューを考え、次回の来店を促進していきます。
逆にリピートのお客様が付かないサロンは、お客様へのヒアリングをしません。
ヒアリングをせずに一方的にメニューの説明を始めるのです。
あぁ、もったいない・・・。
どのメニューが人気とか、どのメニューはいつの季節にオススメだとか、それらの情報は目の前のお客様には一切関係がありません。
むしろ、ヒアリングがない中でもメニュー説明は、押し売り感満載になるので、止めたほうが良いです。
大切なのは、「相手に合わせた提案をすること」。
・何に悩みを抱えているのか?
・どんな風になりたいと思っているのか?
・来店できる頻度はどのくらいなのか?
・予算はどのくらいが妥当なのか?
行きたい未来に行くためのメニュー提案をした上で、頻度や予算などで相手が決断できないようであれば、その理由を聞き、着地点を決めていけば良いのです。
何故、こんな記事を書いているかと言うと、わたしが先日行った、全く同じサービスを提供しているサロンが、一方はお客様の悩みに合わせた提案をするサロンで、もう一方が一方的にメニュー説明をするサロンだったからです。
一消費者の決断は言わずもがな、自分に合わせた提案をしてくれるサロンへの信頼を置きます。
そして、「また来よう」となるわけです。
お客様とのコミュニケーションでやるべきことは意外とシンプルです。
ただ「相手を想った提案をすること」以上。
リピート率を上げたいと願うサロンオーナーさん、協会でインストラクターを抱え、インストラクター育成が命題となっている代表理事の方など、そんな方向けに「リピートが生まれるサロン作り」のコンサルも、ご要望があればやりたいなぁと、密かに思っております。
13年半、法人営業の第一線で活動してきましたので、経験とノウハウに基づいたコンサルティングが出来ると思います。
LEAVE A REPLY