SNS周りでも、「読んだ!」と言っている人が多いこちらの記事。
▶︎人はなぜ買うのか。
https://note.mu/wazawazapan/n/n90e5634cdf06
山の上にあるパン屋さんの代表が書くコラムという切り口も、その切り口から想像を裏切るほどに卓越した消費者心理の分析に「おおおー」といつもテンションが上がりながら、記事を読ませていただいております。
消費活動、経済活動がどういう心理にもとに起きているのかって、突き詰めようとすると難解で奥が深い研究分野のように思います。
そもそも、お金って何?
そもそも「お金」とは何なんでしょうか?
お金って昔からあったわけではなくて、経済活動を円滑にするために出来たツール。
「わたし、パンを作るのが得意だから、パンとあげるので、あなたの得意なそのスキルと交換してください。」
みたいな物々交換だと、対価の設定の仕方が難しい、価値交換を成立させにくいので、その仲介役として「お金」というツールが生まれたと、そんな風にわたしは理解をしています。
なので、結論としては、お金が仲介役に入らなくても価値交換が成立すれば、生きていけるということなのだと思います。
ただ、それをしようとすると大変なので、「お金」の役割を活用させていただいているわけですね。
人は何故、お金を出そうとするのか?
お金を出そうとする理由を思いつく限り、書き出してみました。
・時間を短縮する
・憧れ
・期待
・充足感
・満足感
・経験を積む
・興味
・応援
・投資
・不安の解消
・所属
・知識欲・学習欲
・習慣
思いついたのは、こんな感じでしょうか・・・。
よく個人事業をされている方で「価格設定が苦手」「お金を受け取れない」という声を聞きます。
実際、わたしのところに来るかたでも多い悩みのひとつかもしれません。
その場合、価値交換の「価値」をどこに設定をするのか?の概念を変えてみると良いと思うんです。
例えば、保険とかすごく良い例だと思うんですが、保険って普段使わないですよね?毎日保険請求している人っていないじゃないですか?じゃあ、何のために保険に加入しているかと言うと、「万が一に備えて」という人が大半だと思います。
そう「不安の解消」のために毎月お金を支払っているわけです。保険会社はそれを受け取り、万が一に備えているわけです。それで成り立つビジネスモデルということですよね。
価格設定が苦手な方って、「わたしのレベルでこの価格をいただいて良いのだろうか?」と、自己概念が低い方が多いようにも見受けていたのですが、実はそうではなくて、価値交換の「価値」をどこに置くかが上手く定まっていないだけだと思います。
本業=価値交換の場所ではない
わたしはよく、スタバを利用します。
そして、スタバでカスタマイズの注文の仕方を知らないので、おしゃれなメニューをほとんど頼んだことがなく(笑)、いつも注文するメニューは「ホットコーヒー」「アイスコーヒー」「スターバックスラテ」、以上です。(全くもってバリエーションがない・・・。)
でも、別にスタバのコーヒーを美味しいと思ったことがありません(笑)
注)スタバファンの皆さま、すみません・・・。
コーヒーの味はふつーです。他にもっと美味しいお店はあるもん。
じゃあ、何故スタバに行くのか?
それは居心地が良いからです。
コンセントがあるので、パソコン作業が出来る。更には、わたしの行きつけのスタバは結構空いているので、程よい混み具合で誰かと打ち合わせをするのにちょうど良い混雑具合なのです。(逆に良くいくタリーズは、空いているので、打ち合わせに利用すると声が響くので若干使いにくい・・・。)
お金を支払っている先は「ドリンク」に対してですが、ドリンクが飲みたくてスタバに行っているわけではないんですよね。
場所を借りにスタバに行っているんです。
だから、マネタイズするそのもの(スタバの場合だと飲み物)に、お客様が価値を感じてお金を払っているわけではないということが、経済活動の中ではよくある話というわけです。
別にだからと言って、本業のクオリティーは適当で良いという話ではありません。
お客様がお金を支払う理由というのは、絶対に本業の商品そのものである必要はないので、その幅をどれだけ柔軟に捉えられるか?ということが「価格設定」にも影響してくるし、ビジネスの展開の仕方にも影響してくると言いたいのです。
本来の商品による価値提供以外に、自分たちはどのような価値をお客様に提供できるのか?を書き出してみると、お客様に訴求するポイントが増えて売り上げが上がるきっかけになるのではないでしょうか?
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