満員電車で月曜の朝から疲れ切っているサラリーマンを見て、いつも思っていたこと。それは、「そんなにつまらないなら、会社辞めればいいのに。」ってこと。
おはようございます。
三浦綾子です。
ワークライフバランスとか、
イクメン(育児に積極的な旦那)とか
働き方を多様にするような取り組みが、
日本でも色々と繰り広げられているけれど、
そんなのごく一部で、
未だにモーレツ社員(もはや死語?笑)的な
働き方をしている人たちが多すぎる。
「男性が育休?なにそれ?」
「え?ベビーシッターって、
他人に子供預けるの?」
みたいな、
考え方が古すぎる人。
あなたたち、
もう時代錯誤ですよ・・。
そして、
月残業を50時間以上もして、
人生の中心が「会社!」の人も、
もはや時代錯誤です。
何故なら、もう日本は、
「高度経済成長期」じゃないから。
会社は、
従業員の人生を
背負ってくれません。
いや、
背負う余裕がない。
だからこそ、
自分の人生について、
自分の生き方について、
本気で向き合ったほうがいいよ。
月平均70時間以上残業をしていた私が見た世界とは?
こんなブログ記事を書いている私も、
以前は月平均70時間以上残業をしていた
いわゆるモーレツ社員(笑)の一人でした。
多い時は
月残業100時間以上。
2ヶ月間休みなし、
ほとんど終電帰りという
生活もしたことがある。
最近電通の悲しい事件も
あったりするけれど、
冷静に考えてみて下さい。
働きすぎてるって、
常に脳みそが左脳が優勢で、
アドレナリンが出てるような状態で、
全然脳も身体も休めてない!!
そんな状態ですよ。
それで、
元気に働けてるとか、
自分はこれだけ身体酷使しても大丈夫とか、
もはや幻想ですから!
私の場合は、
月70時間、
1日にならすと、
1日平均3,5時間。
18時定時だとすると、
毎日21時半まで残業。
まっすぐ家に帰っても、
22時は余裕で過ぎる。
そうするとどうなるか?
まずご飯作るのが面倒。
22時から飲みに行くか、
外で食べて帰るか、
お弁当買って帰るか。
全くもって健康的でない。
そして、
平日は会社の人としか
接していない。
平日夜の予定なんて、
終わる時間が遅いから、
約束を入れなくなる。
だから、
友人と会うのは土日のみ。
更に厄介なのが、
平日の睡眠時間が少ないから、
土日は身体の回復がしたくて、
やたらと睡眠時間が長くなる。
結果、外に出ない・・・。
友人関係は希薄に、
社内の交友関係しかない。
食生活と生活リズムが、
不健康まっしぐら。
挙げ句の果てに、
仕事しかしてないから、
趣味がない。。
で、仕事がなくなったら、
自分の居場所がなくなる気がして、
益々仕事に没頭する。
私はこの生活を7年間続けて、
「あ、この働き方の先に、
思い描く未来はないな。」
そう確信をして、
当時勤めていた会社を辞めました。
会社の仕事は大好きでした。
でも働き方が合わなかった。
仕事中心で、
友人とも会う時間が限られ、
休みも取りにくい、
身体を酷使して、
身体にも不調が出てきて、
思ったこと。
それは、
私は働くために、
生きてるんじゃない。
私は不健康になるために、
働いているんじゃない。
私は友人をなくすために
働いているんじゃない。
そんな感情だった。
月50時間以上残業してしまうのには必ず理由がある。その2つの理由とは?
残業がいつもあるとか、
休日出勤を迫られるとか、
それらには必ず理由がある。
その理由はたった2つ。
1,会社の仕組み(自分で変えられない)
2,自分の意識(自分で変えられる)
これだけです。
1の会社の仕組みは、
冷静に分析したほうがいいよ。
従業員が残業なく帰れる
適度な業務量なのかどうか、
変な時間に会議とか
設定する風習になっていないか、
休みは取りやすいか、など。
もし、
「この業務量、
どう考えても終わらないけど・・」
ってボリュームなら、
その環境を
自分の力で変えるって
結構な労力がかかる。
そして、
そういう会社に限って、
ワークライフバランスやイクメン等の
世の中の流れに疎かったりする。
だから冷静に分析して、
場合によっては、
働く場所を変えたほうが良いかも。
そう私は思います。
(関連記事)
【完全保存版】人材業界経験者が選ぶ『働きすぎている会社員向けオススメ転職エージェント3選』
そして、
2の自分の意識。
これね、
かなり重要です。
私は直近1年間の
残業の月平均って、
20時間くらいでした。
どうしてこのくらいで
抑えられているかと言うと、
早く帰ると決めているから。
残業ばっかりしている人って、
会社組織の環境が理由の場合もあるけど、
自ら進んで残業している人が多い。
ホントは帰れるのに、
帰れるスケジュールを組まない。
だらだら会社にいる。
だらだら同僚と喋る。
で、結果遅くまで仕事して、
翌日寝不足で疲れている・・・。
自ら引き起こしている悪循環。
その頑張りいらないです。
会社にいる時間の長さで
評価される時代遅れの会社なら、
いずれ淘汰されてなくなります。
だから、
早く帰りましょう。
会社を辞めたって死にません。安全圏の中には変化もチャンスもない。自分がリスクと思うことを決断できるかどうかが、人生に変化を起こす鍵になる
今の働き方、
65歳まで続けられる?
今のペースで
働き続けられる?
もしイエス!と
明確に答えられないなら、
どんな対策をしていますか?
周りの人たちと同じように、
毎日満員電車に乗って、
月〜金まで遅くまで働いて、
金曜日は飲んでカラオケして、
終電なくなってタクシーで家まで帰って、
将来は国がなんとかしてくれると、
なんのお金の対策もしていなくて、
それって安全ですか?
これから先の時代、
日本国内の貧富の差は
明らかに広がっていきます。
豊かな人はもっと豊かに、
貧しい人はもっと貧しくなる。
会社員が中流階級で
いられる時代はもう終わり。
時代の流れに合わせて、
自分の生き方や働き方も
柔軟に変化させていきましょう。
時代の流れを知りたいなら、この本を読め!オススメの本2選
著名人の中には、
時代の流れを先駆者的に
見ている人が存在する。
私たちより広い見聞と、
広い人脈と広い経験と、
冷静な分析力と
興味関心の欲。
そう言ったものが、
まだ誰も発していないような発言や
発想を生み出してくれるんだと思う。
堀江さんの発想も、
高城剛さんの発想も、
言っていることはシンプル。
だけど刺激があって、
私は大好きです。
1、99%の会社はいらない (ベスト新書)/堀江貴文著
会社に属することは「他人の時間」に縛られること。「他人の時間」で忙しいと、不幸だと感じる。これからの時代の幸せは「自分の時間」をいかに生きるかで決まる。堀江貴文が会社に代わる組織のカタチと、新しい働き方を記す。
これはとっても、
読みやすい一冊だと思う。
そして、
自ら会社を興し、
あそこまで会社を大きくし、
その後に、
刑務所に入るという
激動の経験をしている
堀江さんだからこそ語れる言葉。
会社員の立場では、
イラッとする言葉もあるかもだけど、
でもイラッとするってことは、
実は自分が求めていることだったり、
憧れることだったりするんですよね。
自分の時間を
どのように生きるかが、
その人の幸せを決める。
私たちって、
幸せを感じるために
生きているんだし、
生まれてきたんだもん。
ということで、
是非手に取ってみて下さい。
2、モノを捨てよ世界へ出よう/高城剛著
1年の3分の2を海外で生活する高城剛が贈るサバイバル時代を生き抜くための世界移住ガイド。混迷の日本を脱出して、いまこそ海を渡ろう。
数年前まで私は、
高城剛さんのことを、
沢尻エリカと結婚をした、
何だか胡散臭いただのおじさん、
としか認識していませんでした(笑)
いやだって、
確か当時の肩書き、
「ハイパーメディアクリエイター」
だったし・・・。
(怪しいよね、この肩書き・・。)
でも、
高城さんの考え方に
本を通じて触れて、
この人の視野の広さに気づけず、
ただのおじさんとしか認識出来なかったのは、
ただ単に私が無知だったからでした・・・。
ごめんなさい。
と、今では猛反省しています(笑)
この本では、
1ヶ月でもいいから、
海外に定住してみよう!って書いてて、
これまた会社員からすると、
「そんな簡単に
出来ないだろうが!!」
と思うかもしれないけど、
でもね、
だからこそ読んで欲しい。
何故、
世界にこれだけ触れている人が、
そう発信をしているのか?
その先の未来を
どう見ているのか?
そこにはちゃんと意味がある。
LEAVE A REPLY