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ライフスタイル発信は集客に繋がる本質ではない。お客様が申し込みをしたいと思う本質を捉えよう。

おはようございます。
三浦綾子です。

日々、メディア運営やSNSの運営のご相談を受けるのが私の本業です。

その中で常々感じていることがあるのですが、それは「ライフスタイルの発信の意義」についてです。

女性で個人事業をされている場合、ご自身のライフスタイルを発信している方がたくさんいらっしゃいます。

そして、私もその一人です。

この「ライフスタイルの発信」。

発信をすることで集客ができる人がいる一方で、発信をしても集客に繋がっていない人がいることも事実でしょう。

数多くのメディア・ブログ・SNSを拝見させていただき、「ビジネスに繋がるライフスタイル発信って何なのか?」について、今日の記事で纏めてみたいと思います。

そもそも、「ライフスタイル」を発信は必要ですか?

冷静に考えて、ビジネスの場面において「ライフスタイルの発信」って、そもそも必要でしょうか?

例を出して考えてみましょう。

例えば、自分が広告代理店業をしていたとします。

広告代理店としてお客様からお仕事を依頼されるために、「私は今日こんなところにいます!」とか、「今日はこんな方たちとランチをしていました!」という情報は必要でしょうか?

・・・・・。

冷静に考えたら、要らないですよね。

お客様が欲しい情報とは、「おたくの会社にお願いすると、どんな提案をしてくれるの?」「どんな実績があるの?」「いくらでやってくれるの?」という情報でしょう。

そう、そもそも、ビジネスの場面において、「ライフスタイルの発信」って、要らないのです。

なので、大前提として、ライフスタイル発信はweb集客の肝ではないと認識しておきましょう。

お客様が求めているのは、自身の悩みに対する課題解決の情報です。

じゃあ、何を情報発信していったら良いのか?

それは、「お客様が欲しいと思う情報を発信すること」です。


現在の人たちは忙しい。

自分に全くメリットのないライフスタイル発信には、全くもって興味がないわけです。

それよりも求めているものは、「今、自分が抱えている課題に対する有益な情報」です。

例えば、「痩せたい!」と思っている人なら、ダイエットの情報には興味があるわけですよね。

しかも、運動が苦手で、できれば運動をせずに痩せられる方法で痩せたいと思っている人であれば、そのような切り口で痩せる方法を書いている記事には反応をするでしょう。他のことをする時間を使ってまで、じっくりその情報に触れるはずです。

例えば、「Instagramを活用しているけれど、思うようにお客様が集まってこない」という悩みを抱えている人なら、Instagramでの集客方法に興味があるわけです。

webでの集客ツールというのはたくさんあります。でも、その人の悩みが「Instagramをもっと活用したい」ということなのであれば、SEO対策でもない、ブログの書き方でもない、「Instagramをどう活用するか?」に特化した記事のほうが、興味関心を持って読むわけです。

大切なのは、「お客様の悩み解決の切り口で記事を書けているかどうか?」ということです。

全ての記事、全ての投稿が「お客様の悩みを解決する切り口であるかどうか?」です。

この切り口に当てはまっている「ライフスタイル発信」は、お客様に共感されます。集客の源泉となっていきます。

そして、この切り口に当てはまらない「ライフスタイル発信」は、ただの自己満足です。敢えて、ビジネス用のアカウントで発信をする必要がありません。

ビジネスに繋がる「ライフスタイル発信」とは?


ビジネスにおいて「ライフスタイル発信は要らない」と、先ほど断言をしましたが(笑)、ビジネスに繋がるライフスタイル発信もあります。ここでは、そのことについて触れていきたいと思います。

ただ、冒頭にも書いた通り、発信の本質ではありません。

ベースとして行うべきことは、「お客様の悩みを解決する」ことです。

その補足として「ライフスタイル発信」が有効になる場合もあるのです。

こんなライフスタイル発信だったらOK!オススメする3つの切り口

1、ライフスタイルに憧れを抱かせるビジネスモデルの場合

PC1台で世界を飛び回れるとか、月1海外旅行生活が送れるとか、週3で月○○万円の売上を上げるとか、その人のライフスタイルそのものが、提供サービスのゴールになっている場合は、ライフスタイルをどんどん見せたほうが良いでしょう。

何故なら、それこそが「お客様の悩みを解決し、理想の未来を見せる」ことに繋がっているからです。

2、サービス提供者を知ってもらう、親近感を持ってもらうことを目的とした場合

この観点はセールスの観点とすごくよく似ています。私は長年、営業の仕事をしてきましたが、売れる営業マンは、お客様から「あなたから買いたい」と言われます。

商品・サービスが良いのは当たり前。それを提供する会社の顔である営業に「人としての魅力」があると、相乗効果が出て、更に売れるようになるのです。

なので、商談に出向きながら、全く関係のない話をすることがよくありました。どんな本を読んでいるのか?最近のニュースで気になったことは何か?趣味は何か?どんなお酒が好きなのか?などなど。

この会話を通じて、人柄に対する信頼や、人として親近感をお客様が持ってくれることで、契約に繋がったりするわけです。

ですので、このような観点を意識して「ライフスタイル発信」をしていくということは、とても有効だと思います。

3、自分自身が提供しているサービス自体を趣味として楽しんでいる場合

どういうことかと言うと、例えば、よもぎ蒸しサロンのオーナーだったとします。

よもぎ蒸しが大好き!で、よもぎ蒸しはもはや、趣味の域。趣味が高じて、良いものを人に伝えたいと思ってサロンをオープンしたという方の場合、「趣味の発信=よもぎ蒸し」になったりするわけです。

このような場合、「趣味=提供するサービス」になっているので、「今日もよもぎに蒸されています」とか「最近作ったブレンドでよもぎ蒸しをしたら、○キロ痩せました!」という発信は、ライフスタイル発信とも取れるし、ビジネスに繋がるお客様の悩みにフォーカスをした発信にもなるわけです。

趣味が高じてサービス提供をする側になったという方は、この3番に当たります。

1〜3にご自身の「ライフスタイル発信」が当てはまっているかどうかを意識した上で、日々の発信をしていくようにしましょう。

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